11月の奇行種

出身は二次オタ

友人の推しのファンになったので

これは俳優・稲葉友さん関連のコンテンツをおすすめする記事です。

書こうと思った理由は、

  • そもそも自分のために稲葉友さんを知ってから今までの経緯をまとめておきたかったところに、先日観た、映画「シライサン」(安達寛高監督、飯豊まりえさん主演)がとても良く、心をぐらぐらに動かされた上、稲葉友さんの誕生日が先日で、更に稲葉友さんを推している友人の誕生日も近くタイミング的に今だったから

です。

容姿を知るまで

さて、稲葉友さんを知った一番始めのきっかけは、「友人の推しだったから」です。
名前と宣材写真でのお顔はそのとき把握し、でもそのときはそこまで、でした。
その後、Twitter等々で折に触れその友人発信での稲葉さん情報を読んでおり、そして初めて「出演作品を見てみよう」となったのは、NHK「もふもふモフモフ」の稲葉友さん回でした。何故なら、猫が好きだったから…
好きな猫×友人の推し、という、気になる出演者の共演だったこと、そして短時間で気軽に見られる番組だったこと、これらが重なり今となっては非常にタイミングがよかったなと思います。
そして別件ながら「Twitterで推しの名前を折に触れて呟く」のは、オタクによる私的プロモーション活動として有効だな、とも実感しました。特に私は、「絵や音」よりも「文字」を認識しやすいタイプのため、Twitter画面をスクロールすることで浴びる、文字のサブリミナル効果を抜群に得ていたので…。
さて、もふモフに話を戻すと、稲葉友さん出演回は箱根温泉のもふもふを紹介するということで、何故か稲葉友さんが温泉に入るシーンがあったのでした。何故に入浴!?となりましたが、これは恐らく稲葉さんの強みである「肌の綺麗さ」を手っ取り早く視聴者に見せるため、だったのではと後に思い知ります。
これは稲葉友さん界隈では百万遍言われていることだと思いますが、稲葉友さん、めちゃくちゃ肌が綺麗!です!!
各温泉地さんまたは化粧品メーカーさんは今すぐイメージキャラクターに起用された方がいいのでは!?と勝手に思ってしまうレベル。色白でツヤがあるタイプの美肌です。ツヤも、金属光沢というよりは、おもち…老舗和菓子店の大福のような、すべすべした感じ、少し湿度のあるような、宝石で言うと真珠です。ツヤ玉ファンデのCM、来ませんかね…ビューネくんに続くキャラクターとして、ツヤ玉くん、いかがでしょうか。(?)
そして眉がしっかりしていて目鼻立ちも端正で、分類するとしたらノーブル、なお顔です。宣材写真でのお顔は把握していましたが、やはり静止画の、一枚の写真で見るのと、動いているところを見るのはまた違うので、私はこのもふモフで初めて稲葉友さんの姿形を認識した、と言えます。
まああの…美しい、ですよね…。私は美しい人間を見るのが嫌いではない、というか、いや、好き…まあ…大好き、なので、「稲葉友さんを『見る』のは、楽しい」と、ここで理解しました。

言葉を知るまで

そして次にTwitterで稲葉さん関連のサブリミナル効果を得たのは、出演映画「春待つ僕ら」関連の情報でした。
公開前から各プロモーション映像、インタビュー記事が回って来ており。最近はSNSでの宣伝、力が入っていますよね。プロモーション映像は、他の出演者と一緒に映っているものもあり、その中から稲葉友さんを「この人だ」と見分けられるようになっていたのは、先述の「もふモフ」で姿形を認識していたからでした。そして、一人ではなく共演者が複数いる中での稲葉友さん、役柄ではなく役柄を演じた俳優として動いたり話したりするのを見るはここが初めてで、そして話している内容を聞いていたら、「…あれ、思ってたより喋るな?」と…。
今となっては、稲葉友さん界隈では九十九万遍触れられているであろう「お喋り」要素を、初めて自分で「実感」したのがこの時でした。
ノーブルな見た目から勝手に抱いていた印象とは全く違って、共演者にツッコミを入れ(面白い)、話を回し、何より発声と声質が何だか…(失礼な言い方かもしれませんが)こなれている!!
変な例えになってしまいますが、そして今私はライトなジャニオタなのでジャニーズで例えてしまいますが、デビュー組のJr.時代の映像、たまに見ることがあるじゃないですか。そうすると、発声というか、話し方というか、勿論年齢もあるのでしょうが、まだ聞き取り辛いというか通りにくいというか、テレビ向け、になっていない感じが…あるじゃないですか。ああデビューして一定期間経った今はとても聞き取りやすいな、これがデビューということか…と。
稲葉友さん、デビュー組、しかもベテランだったんです。(例えが下手で我ながら悔しい)
勿論、2019年で十周年という芸歴でいらっしゃるので、こんな例えをしてしまうのが失礼なのですが、それにしてもお話の能力値が高すぎるのでは!?と驚いたのです。
後で稲葉友さんを推している友人からラジオのお仕事についても説明してもらい、ああ~となるのですが、この時は純粋にただただびっくりしていました。
そして動画だけではなく、文字になっているインタビュー記事も読み。
「あれ…インタビューがすごく面白い!」と。
この時心動かされた記事を保存しておらず、記憶を頼りに当時の感想を書くと記憶の改変を起こしてしまいそうなので割愛しますが、とにかく面白かった。
「話す言葉」と、「文字になった話した言葉」は似ているようでどうしても違ってきてしまうものだと思っているので、この二つが同じように面白い稲葉友さんとはどんな方なんだ!?と、この時点で稲葉友さんの姿形だけでなく、稲葉友さんが発する「言葉」にも強く興味を持ったのでした。

言葉が面白いと知ってから

そんな折、例の稲葉友さん推しの友人に、イベントに連れていって貰えることになります。
「話はかわるけど」と題されたこのイベントは、事前に参加者が質問を紙に記入して箱に入れておき、稲葉さんがその箱からランダムに取り出した質問にその場で答えていく、という、とてもシンプルな構成です。
私はこういったイベントに参加した回数が多くはないので正しく比較できていないと思いますが、結構珍しい内容なのでは?と思います。
イベントというこの場でしかできないことをやりたい(意訳)(意訳について…本来ならご本人が口にされた言葉を一言一句違わず引用するのが正しく、私が意訳してしまうことでそこに少なからずも私の「意思」が介入してしまい、ご本人の意図を邪魔してしまうことになるとは理解していますが、ご本人の発言をそのまま記録もしておらず、また、意訳でもご本人の言葉を引用することでしかこの記事の構成ができないという私の現在の力量により、意訳を使わせていただくことをご了承いただけると、また、この後意訳を時々使用しますが、以上のことを踏まえて読んでいただけると幸いです。)という稲葉さんの意図によるものだそうですが、その言葉に違わず、かなり「生」の言葉に触れられるイベントで、ちょうど稲葉友さんの発する「言葉」について興味がギャンギャンに湧いていた私にとっては、興味の対象について深く知ることができる、ものすごく面白いものでした。
発表される媒体と、それに触れる受け手の層や傾向を想定して、それぞれに適切な言葉を用意しておく(意訳)という稲葉さんのスタンスを知れたのもこのイベントです。だから、稲葉さんの「話す言葉」も「文字になった話した言葉」もどちらも面白かったんだ、と膝を打ちまくりました。

そしてまたもやタイミングが良すぎることに、この後、「ぴあ」のアプリで稲葉友さんのエッセイ連載が始まります。
これはぴあアプリ内での無料コンテンツで、毎週水曜日に更新されます。
何が言いたいかというと、
みんな~!ぴあアプリをダウンロードしてUIくるくるして「エッセイ」タブの「話はかわるけど」を読んで~!
ということです。
一部のジャニオタにのみ通じる表現で言うと私は「ぴあ出の新規」「ぴあ落ち」です。

このエッセイがすごく面白くて。
どう面白いかというと、
「示されている思考過程が破綻なく理解できる」
「文章の組み立て方や表現の仕方がわかりやすくて勉強になる」
「表現の仕方にユーモアがあってシンプルに面白い(funnyの意味で)」
「組み立てる際の迷いや試行錯誤した経緯も述べてくれる」
「自分が持っていない意見が参考になる」

という風に面白いのです。私の場合は、になってはしまうのですが…。
勿論、「共感できる内容が書いてある」から面白い、という面もあります。でも、自分と違う意見でも、ただなるほどねと思わせて貰えるだけでなく、面白いと思わせて貰えるのって、その一段階先にあると思うのです。勿論これは受け手である己のあり方も強く関係しますが、そこをポンと飛び越えてくるパワーが稲葉さんの文章にはある、と、これがぴあの連載「話はかわるけど」を読んで私が感じたことです。

時々、「発した言葉について毎回反省をしている」(意訳)といった内容を発言されていますが、そうして試行錯誤を続けられているのも、魅力的な言葉を発せられる理由の一つなんだなぁと一人で勝手に頷いています。うんうん。

勝手におすすめしたいこと

つまり、私は稲葉友さんのぴあアプリでの連載『話はかわるけど』をおすすめしたい」のです。
第一回から最新回まで全て公開されており、また、各回の長さも適度で読みやすいかと思います。面白いですよ~…。
個人的にはナンバリング順に読むのがお勧めです。強制ではないですしどこから読み始めるのかは個人の自由ですが…でも第一回が第一回であるという理由があると思うので…というか特に第一回~第四回を読んだときの私の衝撃をあわよくば追体験してもらいたい…「これすごく美味しいかったよ!食べてみて!!」って言う時のアレです。強制ではないです。
あと毎回美しいお写真が載っています!これはカレーにカツがトッピングされているようなものです!美味しいものに美味しいものが載せられています!何ということでしょう!しかもカツは一切れではありません!

更に!出演中の映画「シライサン」も公開中です!
この映画、公開日に例の稲葉友さん推しの友人に連れて行ってもらったのですが本当に面白くて、今一番「人様におすすめしたい」映画です。
特に、
安達寛高作品が好き
乙一作品が好き
・飯豊まりえさんを見たい
稲葉友さんを見たい
染谷将太さんを見たい
忍成修吾さんを見たい
谷村美月さんを見たい
・ホラー、Jホラーが好き
・耳でもホラーを楽しみたい(イヤホン360対応https://shiraisan.jp/360/)
・伏線回収が巧みな作品が見たい
・最後に「やられた…」ってなりたい
・マルチメディア展開を追いたい(映画、小説、漫画があります)
という方は幸せになれると思います…。

最後に、稲葉友さん、お誕生日おめでとうございました。今年もより一層ご活躍されることと思います。一ファンとして、応援させていただきます。