11月の奇行種

出身は二次オタ

途中経過

Whiteで「NEWSさんのコンサートは楽しい」と理解した私は、それまでとは一転、俄然NEWSさんに対して興味を持つようになった。

10月、友人がWhiteに引き続き「美しい恋にするよ」コンサートBlu-rayを携えてまたわが家へ遊びに来てくれた。

 

美しい恋にするよ…

ヴァンパイアだからさ…

 

ヴァっ………(記録はここで途切れている)

 

普通人間は泣いたらブサイクになるはずなのに、汗まみれ涙まみれお鼻が真っ赤でも顔面最高美を保ち続ける加藤さん、ちょっとどういうことなのかよく理解できなかったし今でも全くわからない。池上彰さんにわかりやすく解説していただきたい。

 

 

そんな折、地上波の歌番組にNEWSさんが出る、しかもハロウィン特集という情報を友人のツイートで知り、せっかくだから見てみるかという軽い気持ちでチャンネルを合わせた。

 

画面にはヤバイものが映っていた。

 

町中の肉を全て今すぐ献上したい、王冠が激烈お似合いチョベリベリキュートな王様、

右手の手錠はどういう意味なのか小一時間問い詰めたい、セクシーな悪めのポリス、

引き算を知らないが盛れば盛るほど輝くのでオールオッケーィ!な海賊、

そしてこのヴァンパイア、たぶんVOGUEの表紙を飾ってる…

 

ああお化粧って美しいものをより美しく魅せるためにもあるんだなぁ…

もしかして美という文字は加藤シゲアキさんの顔面が元になってできた文字なのでは?

美という文字と加藤シゲアキさんのお顔、あまりにも似ていませんか??

(1・2画目が眉毛ね)

 

あまりにもあまりにもこの時の加藤ヴァンパイアキさんのアイメイクが好みすぎて、私の中で何かがストン!と一段階落ちた。

 

あんなに美しいお顔で「ふぁんふぁいあでひゅ^^」はずるいよ……

 

そしてこの時のハロウィンNEWSさん、お衣装もメイクもお歌も勿論、演出も気合が入っていて見応え十分で、一瞬たりとも目が離せなくて、歌番組をこんなに夢中になって見たのは生まれて初めてだった。

そしてアニメ以外で「これ録画しておけばよかった」と悔しくなったのも初めてだった。

(後に友人が焼いてくれました。充実の福利厚生)

 

 

友人のNEWS映像攻撃は続いた。

三手目はMV波状攻撃だった。チュムチュムとKAGUYAの洗礼を浴びた。

チュムチュムでは美のローラー作戦にびっくりし、

KAGUYAでは造花に縋りつく加藤さんの美にびっくりし。

 

この頃からtwitterにNEWSさん関連のことを呟いているので記録を辿ってみた。

(今と違うアカウントなので塗りつぶしご容赦ください)

 

↓これは友人がNEWS見てくれて嬉しい!と言ってくれた時

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↓これは友人から焼いてもらったミュージックモンスターのDVDを見た時

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↓LOADEDを買ってしまい友人に感想を伝えている時

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↓LOADEDアキを反芻している時

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加藤さんの美に触れるとどうしても頭の中で物語を組み立ててしまう。

その美しさ、お話を生まずにはいられない。

加藤シゲアキ、物語を纏う男。

 

…などといい感じ風に締めようとしたけれど、つまり一言でいうと私が

オタクだからさ……

ということです。

 

ここまででもう既に十分ファンなのでは?という感じですが、

個人的にはNEWSさんを好きになるまでに3段階あったなぁと思っており、

最終段階については次の記事にしたいと考えています。

 

 

 

 

きっかけ

ブログを始めたきっかけと、NEWSに触れたきっかけ。

 

・ブログ

6月に友人にNEWSのコンサートに連れて行ってもらうことになったから。

この友人は、私に初めてNEWSのコンサートBlu-rayを見せてくれた存在で、それ以降、過去のテレビ番組等々を録画したものを見せてくれたりDVDに焼いてくれたり手厚いサポートを提供してくれ、そしてついにはコンサートにまで連れて行ってくれることになった。

チケット確保に大変そうな彼女に、私の分はいいから自分のチケットを優先してくれ…と言ったこともあったけれど、彼女曰く、

コンサートに行った後どんな感想を抱くのか聞いてみたい」と。

それだったらちゃんと感想を形にして残したい、普段は楽しくツイッターをやっているけれど、字数制限があるしあと何かジャニーズファンといえばはてなブログなんでしょ?私が若いころはアメブロFC2全盛だったのに時代は変わったわね…

ということで登録しました。誕生日から始めます。目標は6月まで続けることです。

 

・NEWS

少し時を遡り、2016年9月。

人生の半分以上を二次元オタクとして生きてきた私の数少ない友人の一人が、少し前からじゃにーず?のにゅーす?というグループのてごしゆうや?という人に夢中になっていた。

そして「一緒にNEWSのコンサート見よう!」としつこ…熱心に誘ってくれていた。

それまでの私は、テレビとBlu-rayレコーダーは持ってるけど深夜アニメと朝のおはスタ専用録画再生機だったし、テレビドラマよりアニメを見てきた期間の方が長かったし、芸能界に疎いどころの話ではなく、興味も全く無かった。

現実逃避したくて二次元に夢中になっているのに、何故あえて同じ次元の存在を見なくてはいけないのか疑問に思ってもいた。

NEWSについては、やまぴーさんがいたことと、「テゴマス」「ミソスープ」「スウェーデン」という単語が記憶の片隅にあった。(でもテゴマスがNEWSのメンバーなのは知らなかった)

アニメを見たり漫画を読むことに忙しく、興味の無いことに時間を割くくらいだったらモンハンしたい…と思っていたのだが、友人のあまりのしつこ…熱心なお誘いに根負…心を動かされて、「モンハンしながらだったら…」と、NEWSのコンサート映像を流すことに同意した。

 

そして我が家に遊びに来てくれた彼女、携えていたのはかの「White」のBlu-rayだった。

オタク的には美しい恋にするよとかもアツイんだけど初心者に見せるならWhiteかなって

今では十二分に理解できる彼女の言葉も、当時の私には聞きなれない単語の並びで、日本語で喋って欲しいな…と思っていた。

(ちなみにうちに来る前に遊びに行った場所、友人ではなく私の希望を通して貰ったので、お礼にせめてにゅーすさんはちゃんと見ようという気持ちになり、モンハンはせずに鑑賞態勢をとった。)

 

最初、ステージ上のセットの檻?のようなものを見て、競馬…?と一瞬不安になるも、すぐ4人が出てきてくれて、ここで私は初めてNEWS4人のお顔を認識した。

テゴマスは髪を染めているせいか、わー「アイドル!」って感じ!と思い、

コヤシゲは俳優さんみたい!と思った。

 

Mr.Whiteは幸いにも好みの系統のお歌とお衣装だった。現実離れしていて、ストーリー性があり、二次元オタクが世界観に入り込みやすい…

そして想像していた以上にお歌が上手くてびっくりした。プロなのだから当たり前なんだけれども、それを差し引いても上手すぎないか!?特に高級プチトマトみたいなヘアスタイルの…まっすー?さんのお歌がすごく好み!とテンションが上がった。

想像していたよりも100万倍楽しいコンサートに、私はすぐ引き込まれ、ワクワクしながら画面を見つめていた。

 

そして今でもよーく覚えている…BYAKUYAのターン!

金髪碧眼てごしさんは最早二次元だったし、闇の人買いプチトマトまっすーと闇のパリピサングラスこやまさんにびっくりし、そして目を閉じている…あれは確かかとうさんと仰る…

 

あっ目が開いて………んん??

お、お顔が綺麗ー!!??!?

 

多分あの、加藤シゲアキさんの目が開いたときに、私の「3次元の美を見ることのできる目」も開いたのだと思う。

私の個人的な美の基準の一つに、「眉頭と目頭との距離が近ければ近いほど美しい」というのがあるのだけれど、加藤シゲアキ選手はそこを余裕でK点越えしてきた。

 

もうそこからは加藤さんのお顔に夢中で、私の眼球は主に彼を追ってコンサートDVDを鑑賞することになった。

更に幸運なことに、横にはNEWSファン歴の浅くない友人がおり、気になったところは聞けばすぐ答えてくれるし、聞いてない小ネタも教えてくれるし、生けるイヤホンガイドとしてコンサート鑑賞を全力でサポートしてくれる。

加藤さんはあんなに美しいお顔なのに運動神経がアレと聞いて、それを聞いてしまったからかツアー後半ちょっと疲れちゃったのかな?という風にも見えてきて…(多分ファンサの一環だと思う)ますます夢中にならずにはいられない…

トドメのチュムチュムでは、宇宙でたった一人フェルメール真珠の耳飾りの少女と自称できる成年男性としての美を存分に見せつけてくれ、あまつさえ段々低くなっていくジャンプという出血大サービス萌えポイントまで披露してくれ…

現実世界のアイドルの力は凄かった…。

 

とても素敵な歌声にダンス、綺麗な衣装がいっぱい、コンサートを通して一つの物語が完成され。

モンハンしながらならコンサート流してもいいよ、と言っていた手首を勢いつけてひっくり返して、私はWhiteを楽しみました。

 

そして友人に、「また違うコンサートのBlu-rayも見たい!」と言っていたのでした。

 

これが私がNEWSさんに触れるようになったきっかけです。